【さまざまな種類の欧州野菜(さいたまヨーロッパ野菜研究会提供)】

 イタリアンやフレンチレストランなどで需要があり、家庭料理でも注目が高まる欧州野菜。国内の先進生産地のさいたま市で普及に取り組む「さいたまヨーロッパ野菜研究会」によるオンライン講演会が3月18日午後7時30分から開かれる。三重県名張市の主催で、ウェブ会議システム「Zoom」を使用する。先着100人、参加無料。

 同研究会は2013年発足。スティッキオ(スティックフェンネル)、ゴルゴ(渦巻きビーツ・ビーツキオッジャ)など約70種を13軒の農家が栽培し、埼玉県内を中心に首都圏の飲食店約1200店舗に出荷している。

 地元レストランのシェフの要望から栽培が始まり、若手農家や種苗会社などが協力して生産が拡大した経緯などについて、同研究会事務局の福田裕子さんが紹介する。インターネット環境が無い人向けに、名張市役所内の会議室にも視聴会場を設ける。

 参加希望者は同12日までに住所、氏名、電話番号、農家・非農家の別、オンライン参加・市役所参加の別、電子メールアドレス(オンライン参加の場合は必須)を明記し、市農林資源室「なばり農業オンライン講演会」宛てに電子メール(nourin@city.nabari.mie.jp)で送る。ネット環境が無い場合は、電話(0595・63・7625)、またはファクス(0595・64・0644)での申し込みも可能。

 問い合わせは同室(0595・63・7625)まで。

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