職種について 編集

編集チーム

 編集部では日々の出来事やまちの話題を現地に赴き、話を聞いてその内容を記事にまとめる仕事をしています。
また、写真やビデオ撮影もします。完成した記事はホームページや紙面に掲載するのですが、ホームページの更新や紙面を作る(組版)のも編集の仕事です。
また、編集した映像をユーチューブで紹介したりもしています。

どんな事にも興味を持ち、まずは飛び込んでみる 編集チーム 山岡

編集チーム 山岡の写真

 その日その時のニュース、近々行われるイベントなどの話題、個人の取り組 みやその生涯についてなど、各題材は多岐にわたります。
 特に人物の取材は、大げさに言えばその方の生涯の一部分、あるいは大部分を文字にさせていただく大役を仰せつかっており、身が引き締まる思いです。
 少しでも知ることで、それまで興味が薄かった世界にも少なからず興味がわいたり、取材対象の方にあれこれ聞きたくなってくると思います。
 文章や写真が紙面・インターネット上に載ることで、これまで世の中に無かった、または知られていなかった人の動きをつくり出すきっかけになれば嬉しいです。
 取材先や書く内容も異なり、全く同じことをする日は2日とありませんし、好奇心や探究心の旺盛な方、井戸端会議や世間話が好きな方が打ち込める仕事だと思います。
 また、人と人のつながりを「一期一会」にしてしまわず、1つの取材、1本の原稿から「次」を探し続けることも大切だと思います。
 その都度の現象を追い掛けるフットワークの軽さと臨機応変さ、伝えたいと思う頑固さや信念は、常に磨いておかなければと日々痛感しています。

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 取材予定や社内業務の都合によって1日の動きが決まるので、一概にスケジュールは決まっていません。要点を確認する程度で済む取材・打ち合わせは数十分、込み入った取材だと撮影を含め1、2時間は必要です。
 遠方など頻繁に行くことの少ない場所であれば、道中に寄れそうな過去の取材先や出入り先に顔を出したりもします。
 取材後はなるべく早く、取材時の記憶が鮮明なうちに原稿を書きまとめます。ノートに書いたことは後でも思い出せますが、その時に聞いたことが頭に残っているうちに書き始めることを心掛けています。
 原稿締め切りや紙面校了が近付くと、夜遅くにずれ込むこともありますが、一つひとつが出来上がった時の達成感は何物にも替え難く、また力が出てくるようです。

伝えたい!私のYOU エピソードご紹介

編集チーム 山岡の写真

 一昨年夏、中国で戦死されたお兄さんの手帳を偶然発見した年配のご婦人に取材をさせていただく機会がありました。
 お兄さんが当時思いを寄せていたという女性の写真や手帳の記述を基に、その手帳や写真を見ていただこうと、鈴鹿市に暮らす88歳の女性を訪ねました。
 既にご主人を亡くされ、最初は「昔のことはもういい」と遠慮されていたのですが、少しずつ、六十数年前のことを思い返していただくことができました。
 出征の際の写真や戦地での手記をご覧になり、長らくの時を経て“再会”された、喜びとも悲しみとも知れない女性の表情を、私は今も忘れることができません。
 だからといって、戦争によって起きたこと、亡くなった人たちのことを美化するのは、誰にとっても本意ではないはずですし、私たちが折々に伝えていかなければならないことの一つだと痛感した出来事でした。