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【ピンクリボン海外事情G】患者支える仕組み充実

イタリア編

本紙ライター・坪田多佳子


▲マリーザ・ゼノーネさん

「人によって大事なものは違う」

 海外でも展開するピンクリボン運動。他国の人たちと話すと、日本とは違った事情も垣間見え、考え方のヒントになることにも出会う。今回はイタリアに住むアーティスト、マリーザ・ゼノーネさんとの会話を紹介する。
M=マリーザさん、T=私(坪田)

 

 T イタリアのピンクリボン運動ってどう?

 M よく知られているわ。啓発だけでなく、女性のがん患者さんへのサポートも充実してきたと思う。

 T 例えば?

 M 病院での美容プログラムとかね。誰でもがんになる前とできるだけ同じ状態でいたいと思うでしょう? それに応えるプログラムを持つ病院があるの。

 T どんなもの?

 M 人によって大事にしたいものは違うよね。だから、美容に関してその人の希望に応じたアドバイスがもらえるの。その人に似合うメイク、洋服、ウィッグなどスペシャリストが相談にのってくれる。人それぞれといえば、ウィッグを希望しない人もいるよね。

 T というと?

 M 素敵なスカーフや帽子を選ぶ人もいるし、植物性の染料を使ったタトゥーを頭に施す人だっている。いずれにせよ、美しくすることって女性に力を与えると思う。

 T なるほど。……話は変わるけど、乳がんを疑った場合どうするの? 専門医を受診する?

 M イタリアでは、まずはファミリードクターのところへ行くわ。そこで症状を話してから専門医を紹介してもらうの。私はドクターと20年以上の付き合いで、とても信頼してる。

 T 検診はどう?

 M 私は、マンモとエコー、それに血液検査と子宮がん検査がセットになっているのを1年に1回受けてる。早期に見つけたいもの!

◇◇◇

 がん患者への取り組みとして重視される、生活の質の確保。マリーザの「人によって大事にしたいものは違う」という言葉は、サポートのあり方への示唆だろう。心に刻みたい。

 マリーザ・ゼノーネ(55) ガラス工芸作家。松阪市での個展開催のため6月に来日。イタリア在住。

伊賀タウン情報YOU 2016年8月後半(682)号」より

   

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