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伊賀市史第2巻 江戸時代まとめた通史編近世を発刊 12月に販売

161109_6.jpg 伊賀市が、藤堂高虎の入国から廃藩置県まで江戸時代をまとめた市史「第2巻通史編近世」を発刊した。12月1日に伊賀・名張両市内の書店などで販売を始める。【執筆者の一人で発刊した「第2巻通史編近世」を手にする甲南大の東谷教授=伊賀市役所で】

 第2巻は全7巻のうち6回目の配本で、通史編と資料編が全てそろった。A5判で1007ページ。本文は1章「藤堂藩の成立と伊賀」から9章「幕末維新の伊賀」で構成している。

 3章「伊賀者と無足人」では、これまで忍者とされてきた江戸時代の「伊賀者」について、寛政8(1796)年に伊勢国で起きた「寛政一揆」や安政5(1858)年に神奈川沖のロシア船を探索したときの史料から、その活動を分析。聞き込みなど情報収集をしていた実態を明らかにした。藤堂藩特有の郷士「無足人」の成り立ちと役割も紹介している。

 5章「地域をとりまく諸相」では、さまざまな恵みをもたらす山や川について、利用していた当時の様子や争いを取り上げている。元禄13(1700)年の国絵図作製を契機に起こった島ヶ原村(現伊賀市)と大河原村(現京都府南山城村)との国境争論、安政伊賀地震の被害と復興に取り組む人々の姿も描いた。

 監修は京都大の藤井讓治名誉教授。執筆者26人の一人で、甲南大文学部の東谷智教授は「武士から庶民まで生身の人間が見えるよう、生活や学びにも踏み込んだ。新しい史実が満載で、目からうろこという話をたくさん取り上げている」と話した。

 発行部数は1200部。定価は5000円で、付録は市史のCD-ROM版。11月30日までに予約を申し込めば、1冊4000円で購入できる。

 問い合わせは総務課市史編さん係(0595・52・4380)へ。

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