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救命率向上に 救急ワークステーション運用へ 名張市

 名張市消防本部は10月17日、救急救命士と救急隊員を市立病院で救急措置などを学ぶ研修に派遣し、出動要請時には病院から救急車とともに出動させる「救急ワークステーション」を11月10日から試行運用すると発表した。救急隊員の処置技術向上から救命率向上を見込めるという。ワークステーション導入は県内5例目。

 ステーションは名張消防署に配置する救急車2台のうちの1台を使い、救急救命士2人と救急隊員1人の3人を市立病院に派遣。病院内の救急処置室を拠点に、医師や看護師から処置の方法や知識を学ぶ。救急出動時には医師らも救急車に同乗して措置の助言や指導をすることもあり、更に病院での処置まで一連の活動をともにすることで救急隊員の判断の振り返りもでき、技術力向上にもつながるという。

 同市消防本部の救急出場回数は2006年には2500回以下だったものの14年には3438回と右肩上がり。救急出場回数が増加傾向の中で、救急救命士だけでなく隊員も含めた救急技術向上のための教育体制の構築が急務だったことから導入を決めた。ワークステーションの運用により、救急救命士1人当たり10時間増の救急救命研修時間が確保できる見込みだという。導入に当たり、津市や四日市市、亀山市を視察し参考にした。

 試行運用は16年度末までを予定し、毎週木曜に実施。年内は午後1時から同5時までとし、17年1月からは午前9時から午後5時と段階的に増やす。本格運用開始予定の4月からは週2回の実施を目指す。

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