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命日前に検問 両親が手紙に無念つづる 伊賀市の死亡ひき逃げ事件

161028_5.jpg 1年前に伊賀市千歳の国道で起きた死亡ひき逃げ事件の現場周辺で、伊賀署は10月28日、発生と同じ時間帯に検問を実施した。間もなく迎える命日を前に、遺族も無念な思いをつづった手紙で容疑者に出頭を呼び掛けた。【事故現場付近で情報提供のビラを配布する伊賀署員=伊賀市千歳で】

 事件発生は昨年10月30日午前0時45分ごろ、近くに住む派遣社員の吉田文寛さん(当時41)が自宅アパートから徒歩数分のコンビニで買ったカップラーメンに湯を入れて手に持ち、帰宅する途中に背後からワンボックスカーにはねられた。吉田さんは1時間後に道路脇の草むらで倒れているのを発見されたが、搬送先の病院で亡くなった。

 吉田さんが発見された現場は名阪国道伊賀一之宮インターから約700メートル先の国道25号。検問はそこから西に数百メートル離れた、吉田さんが住んでいたアパートそばの交差点付近で、事件発生と同じ最終木曜の27日午後11時45分から翌28日午前2時ごろまで情報提供を求めるビラをドライバーに手渡した。

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 同署では、事故現場に落ちていたヘッドランプの型番から2001年以降に製造された日産「キャラバン」、またはOEM供給のいすゞ「コモ」と特定。車色は分かっていないが、左側のフロント部分やサイドミラーの一部が破損している可能性が高いという。【両親がつづった吉田さんの無念な死を悼む手紙】

 吉田さんは北海道出身で、春に引っ越してきたばかりだった。同署に託した手紙のなかで、吉田さんの両親は「息子も生きていれば、あなたと同じように日常の楽しい生活を送っていたのです。すぐ車を降りて救命措置をしてくれたのなら、わたしたち親の気持ちも違っていたでしょう。息子の笑顔を見たいです。『ただいま』の声をききたいです」と語り、容疑者に自首するよう促した。

 竹尾和也副署長は「ご遺族の無念さを心に留め、必ず検挙するという強い思いで捜査にあたっている。小さなことでもいいので情報提供に協力してほしい」と話した。同署は30日にも同市佐那具のスーパーと服部町のショッピングセンターでビラを配布する。

 情報提供は同署(0595・21・0110)へ。

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