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伊賀市長選 立候補予定3人が公開討論で舌戦

161027_5.jpg 任期満了に伴う伊賀市長選挙(11月6日告示、13日投開票)を前に、伊賀青年会議所主催の公開討論会が10月26日、同市西明寺の市文化会館であった。パネリストの立候補予定者3人が救急医療や人口減少、市庁舎などの課題で意見を戦わせ、60代から80代を中心とした市民ら約550人が真剣に聞き入った。【公開討論会に出席した(左から)市川氏、岡本氏、森野氏=伊賀市で】

 立候補予定者は現職の岡本栄氏(65)、新人で元県議の森野真治氏(46)、新人で元市議の市川岳人氏(34)で、公開討論会の開催を支援しているリンカーン・フォーラム事務局長の児玉克哉さんが司会を務めた。討論会では、3人が各テーマに対する意見を制限時間内に述べ、児玉さんの質問に○と×のカードで答えた。

 医療では、市の救急体制について「現時点で合格点か」との設問に対し、岡本氏は○、森野氏と市川氏は×を示した。時間外2次救急の輪番制について、岡本氏は「名張を含めた伊賀地域全体で考えるべき」と答え、森野氏は「ただちに市単独の救急体制に戻すべき」、市川氏も「急病対応で市内完結ができる形を作りたい」と述べた。

 新病院整備の必要性は、岡本氏が×、森野氏と市川氏は○と答えた。岡本氏は「市民病院は常勤医22人、内科医9人に増えた。2次救急をやっていく基礎がやっとでき、岡波総合病院との分担で解決できる」とし、新病院の整備に否定的な意見を述べた。

 これに対し、森野氏は「岡波と統合する場合、合わせて500から600床の大きな病院になる。岡波と話を進めながら早く結論を出して整備したい」と主張。市川氏は「岡波と機能分担し、最終的に統合の筋道をつけるのが行政の大きな役割。名張とも話をして伊賀地域の拠点病院の一本化を図る」とし、抜本的改革の必要性を説いた。

 「新庁舎への期待は不安より大きいか」との設問には、岡本氏と市川氏が○、森野氏は×を選択した。岡本氏は「新庁舎は一日も早く進ちょくをさせないと、諸経費などが上がり、市民に負担かかかってくる。現庁舎は複合施設として耐震補強し、将来に残したい」と訴えた。

 3人はいずれも、移転条例が市議会で3分の2の賛成を得て議決した重みを肯定したが、森野氏は「いまだに元の場所がいいという人が大勢いるのは事実。現庁舎は解体という人も多く、その議論をしっかりできないままに新庁舎整備を進めるのは心残り」と疑問を投げかけた。市川氏は「庁舎移転はスピードアップが必要。跡地の利活用は議論が2年間平行線のまま。議会は取り壊しを決議しており、観光の駐車場と拠点施設を整備すべき」との考えを示した。

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