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ごみ処理手数料25万円横領 室員を懲戒免職 伊賀南部環境衛生組合

160602_1.jpg 伊賀市と名張市でつくる一部事務組合「伊賀南部環境衛生組合」(管理者・亀井利克名張市長)は6月2日、廃棄物搬入の受け付け業務中に、金庫に保管していたごみ処理手数料から65回にわたって計24万8160円を横領したとして、同組合業務室の桐野吉史室員(55)を同月1日付で懲戒免職にしたと発表した。桐野元室員は横領を認め、着服した全額を5月30日に返還したという。【会見で頭を下げる同組合の副管理者ら=名張市鴻之台で】

 同組合によると、桐野元室員は伊賀市奥鹿野のクリーンセンター内にある計量棟での廃棄物搬入の受け付け業務のうち、搬入量や手数料などを記録するパソコンの計量記録データの確認と金庫への収納などを担当。他の職員2人が搬入車の対応をする隙などに、データや搬入受付簿などを削除、廃棄し、その分の金額を金庫から抜き取っていたという。期間は2015年4月24日から16年5月17日までで、着服金は1件1200円から1万200円。飲食代や旅行費用に充てていたという。

 5月18日、桐野元室員と同じ受付業務を担当する職員から「17日に対応した覚えのある搬入者のデータと受付簿が削除されている」と組合の事務局に相談があった。棟内のごみ箱から廃棄された受付簿が見つかったことから、組合が搬入者に収納事実を確認。17日の収納金額に含まれていなかったことから、不正なデータ削除と手数料の抜き取りがあったと判断。その後の過去5年間のデータなどを確認したところ、同様に削除理由が不明な65件が確認されたという。

 桐野元室員は当初、同組合の聞き取りに「身に覚えがない」と否定していたが、同月23日に17日の2件の着服を認めた。その後、他の63件についても記録削除が全て桐野元室員の担当日であったことから同組合が問い正すと、着服を認めたという。

 桐野元室員は同組合の聞き取りに対し「本当に申し訳ない、大変なことをしてしまった」と話していたという。

 2日にあった会見の冒頭、同組合の副管理者を務める前田國男・名張市副市長らが「市民の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます」と陳謝。組合では桐野元室員の他、上司の事務局長(54)、業務室長(49)、前事務局長(58)の3人の監督責任を問い、それぞれ1か月の減給10分の1処分とし、総務室長に対しては訓告処分を行った。

 今後はその日の業務で不明なデータの削除がないかを受付業務に関わる3人で確認し、その後事務局内でチェックし、改ざん防止を図り、職員全員で規律順守を徹底するという。また、刑事告発については顧問弁護士と相談の上、対応を検討するとしている。

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