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母校の上野高校に油絵を寄贈

10097.jpg 上野高校の卒業生で画家の故・松生正彦さん(享年84)の油絵2作品が母校に飾られることになり、9月7日、伊賀市上野丸之内の同校で寄贈式があった。

 伊賀市出身の松生さんは、1933年に上野中学校(現・上野高校)を卒業。中学校の美術教師の傍ら創作活動に取り組み、1947年の第1回二紀展に入選したことをきっかけに、97年の51回展まで出品した。没後、作品の多くは市内の小中学校に寄贈されている。

 同校に寄贈されたのは、昭和30年ごろのドイツを描いた「ローデンブルグの城門」と、奈良県橿原市の風景を描いた「香具山の見える村」のいずれも20号の作品2点。

 この日の寄贈式では松生さんの長男で三重大監事の安彦さん(66)が、佐橋佳三同窓会会長と渡辺祐治校長から感謝状を受け取り「父は真摯(しんし)な画家で、自分の思いを風景にして作品に仕上げた。父の思いが子どもたちに伝わればうれしい」と話した。

 作品は、校長室と廊下の2か所に設置されるといい、渡辺校長は「美術系の大学に進学する生徒も多いので、絵を見て少しでも感性を養ってもらえれば」と話した。

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