名張市は8月20日、市税や国保税の延滞金で、誤徴収の可能があると発表した。市は「誤徴収は10件前後で、総額で1000円から1万円の範囲ではないか」として、実態の把握を急いでいる。
同市収納室によると、市では市税収納システムを2007年1月から稼働させ、計算を松阪電子計算センター(松阪市)に委託していた。ところが、同社の計算プログラムが00年度の法改正時に延滞金の端数処理のプログラムが一部変更されない誤りがあったと19日になって同社から連絡を受けた。このため、06年度から09年度の4年間の市県民税、固定資産税、軽自動車税、国保税の4つの税金の延滞金について誤徴収の可能性が出てきたという。
市は「チェック体制が行き届かず市民のみなさまにご迷惑をおかけした。今後は他のシステムについても、問題が起こらないよう、職員のチェック体制を徹底する」と話し、実態の把握が終わり次第、誤徴収を確認した市民個別に説明し、返還するという。


