名張市立蔵持保育所の保護者会の役員ら15人が7月20日に市役所を訪れ、来年度に予定する同保育所の民営化について公立保育園として存続することを求める要望書と1177人分の署名を提出した。
保護者会は「保護者が十分に理解できていないまま、市が民営化を進めることに反対している。保護者を置き去りにするのなら公立として残してほしい」と要望。署名や保護者から集めた民営化についてのアンケート結果と合わせ、要望書を健康福祉部の旭善宏こども担当部長に手渡した。旭部長は「誤解がある部分もあるので、理解していただくためにアンケートについて一つひとつ解答していきたい」と述べた。
同市では2009年5月、「公立保育所民営化実施計画」を策定。計画は市内の13公立保育所のうち、へき地保育所の国津を除く12園を民営化するというもので、今年度は昭和、名張西、西田原、東部保育所を民営化した。
来年度に民営化を予定するのは、今回見直しを求める署名を提出した蔵持と桔梗が丘、滝之原、錦生保育所の4施設。民営化については、同保育園の保護者には市から先月2回の説明会を市が開いている。
蔵持保育所は定員70人、入所者58人、正規職員の保育士は6人(1人育児休暇中)、同調理員1人(10年4月1日現在)。施設は1979年に建てられた。


