市の説明によると、斎場の建設予定地で牛舎を経営していた原告男性と市は1999年6月、斎場建設の土地代や移転補償費など計約8億7000万円で売買仮契約を締結。その後、議会での承認議決を経て本契約を結び、約6億円を支払った。
しかし、02年4月の市長選で斎場の建設予定地の見直しなどを訴え当選した亀井利克現市長が計画を変更。男性は残金の支払いを求め、08年3月に提訴していた。
裁判所が15日に言い渡した判決は、市に土地代の未払い分など2億7100万円の他、遅延損害金と原告男性の裁判費用の一部を支払えというもので、市では結果を受けて顧問弁護士と相談し、控訴するかどうかなど対応を協議していた。
21日に開かれた臨時会での採決は藤島幸子議長と欠席した樫本勝久議員を除き、控訴に反対が6議員、賛成が12議員だった。
賛否の内訳は次の通り。
【反対】田合豪(自由クラブ)、中川敬三(同)、松﨑勉(同)、梶田淑子(同)、浦﨑陽介(希望クラブ)、森脇和徳(心風会)
【賛成】山下松一(清風クラブ)、福田博行(同)、橋本隆雄(同)、石井政(公明党)、細矢一宏(同)、吉住美智子(同)、橋本マサ子 (日本共産党)、三原淳子(同)、柳生大輔(民主クラブ)、川合滋(同)、永岡禎(心風会)、高田稔嗣(希望クラブ)


