「青い目の人形」は1927年、米国の宣教師、シドニー・ルイス・ギューリックさんの発案により、日本各地の小学校などに1万2700体贈られた西洋人形で、県内には河合小など9校に残るのみ。日本からはそのお礼として、市松人形58体が米国に贈られ、県内からの「ミス三重」を始め現在は44体が確認されている。
昨年8月にギューリックさんの孫・ギューリック3世さんが河合小を訪問した後、新しい人形の贈呈を約束。この名前は「シャロン」で、同小で保管している「メリー」とともに、ギューリック3世さん夫妻の孫の名前が付けられている。
この日の歓迎式典には児童の他、保護者や地域住民ら約70人も出席。「答礼人形『ミス三重』の里帰りを実現させる会」の滝澤秀行事務局長が「シャロン」を児童代表の境井真友穂さん(6年)に手渡し=写真右=、岡本純果さん(同)が「メリーちゃんも新しい友達ができて喜んでいる。日本とアメリカをつなぐ平和のしるしとして、いつまでも大事にしたい」とお礼の言葉を述べた。
続いて児童とPTA役員らが、「青い目の人形」の歴史を劇で紹介し、全員で「大きな栗の木の下で」などを合唱。最後に、3月下旬に完成する「青い目の人形」の絵本をスライドで紹介した。


