指導者や市民らで組織する同小唄保存会(長家陽子代表)によると、同小唄は1930年、野口雨情作詞、中山晋平作曲により「上野小唄」として誕生。伊賀焼、芭蕉、白鳳公園などを織り込んだ詞を「チャンチャカ、チャンチャカ」というおはやしに乗せ踊る。94年には、上野商工会議所女性部を母体に同保存会が結成された。
「ふる里の民踊」には、全国の伝統舞踊の中から同連盟が毎年10曲前後を選出しており、今年2月に伊賀市教育委員会から推薦を受けた同協会が調査を実施し決定。県内11曲目の選出となり、6月には静岡県である全国民踊指導者講習会でも披露する予定だという。
現在、同保存会には50代から70代まで20人の会員が在籍し、同小唄の保存、継承のために活動を続けている。長家代表は「選定されたことで、今後の活動にもつながると思う。この小唄を若い人たちにもつないでいきたい」と話した。


