同署によると、事件は2月12日に同市夏見のショッピングセンターで発生。近くに住む無職女性(93)が、通帳や現金8万円などを入れた手提げかばん(時価約200円相当)を1階フードコートに忘れ、市内の無職男(72)が持ち去ったもの。逮捕された男は容疑を認めており、かばんの中身もほぼ無事だったという。
有馬さんは事件当日、勤務先の同フードコートに出勤した際、カウンターの下に置いてあったかばんを持ち去る男の姿を目撃。直後、被害女性がかばんを探していたことから、盗まれたと判断し、同署に110番通報した。有馬さんは、かばんを持ち去った男が週に数回来店していたことや、服装の特徴などを覚えており、5日後の17日に再度来店した際、同署に通報したという。
有馬さんは「(感謝状を)もらえると思っていなかったので、びっくりした。記憶もはっきりしていたので、犯人が捕まってよかった」と話し、中井豊一署長も「観察力があって記憶力もよく、日頃から問題意識を持ってくれている。協力していただき感謝している」と謝辞を述べた。


