同校は伊賀建築業協同組合(稲垣吉永理事長)が運営母体となり、1952年4月に設立された県知事認可の民間訓練校。基本的に3年に1度の入校で、これまでに222人が修了している。生徒は普段、伊賀地域の工務店などで勤務し、仕事の中でさまざまな訓練を経験する他、週1回は同校に通い、学科や実習などで基礎技術を磨いているという。
この日の修了式では、修了証書と技能照査合格証書が9人に手渡され=写真右、葛原校長は「変化の激しい世の中だが、ものづくりの技能は不可欠なもの。基本とは何か、自分ができることは何かを見極め、技能者としての立場を勝ち取ってほしい」とエールを送った。
小阪さんは松阪市出身、伊賀市在住で、三重大学工学部で建築を学び、卒業後は伊賀市内の建築業者に就職。会社の勧めで1年後に同校に入校したといい、「体力的にしんどかったが、みんな平等に扱ってくれたので、やりやすかった。いろいろなことが学べてよかった」と笑顔を見せた。


