前回2月27日の会議では、両案を検討委独自でパブリックコメントにかけ、答申をまとめていく方向性を確認したが、3月3日に内保市長が同検討委に対し、パブリックコメントを2度行うことで市民が困惑すること、他の大型事業へのスケジュール面での影響などを理由に、今年3月末となっている同検討委の設置期間の延長が困難であることを伝えていた。
この日の会議では、事務局側が前回の会合以降の経過を報告し、現庁舎のバリアフリー化の可能性や、策定中の基本構想、基本計画の内容などを協議。両案を1つに絞るかどうかについては、「余分な時間を使えない。1つの結論を答申しては」「合理的な解決をしなければならないと思う」などの意見が出たが、浅野委員長は「両方を推す意見があるのが現状。市長に両方の意見をよく聞いてもらい、判断してもらっては」とまとめた。
更に、高井宏之副委員長も「スケジュール的に厳しく、どちらかに決めて収束するのは極めて困難」と述べ、両案併記での答申を提案。委員からは「南庁舎改修案の完成イメージがわくように」「これまでの検討経過を明示してほしい」などの要望があった。答申時期と両案併記について、挙手採決は行わなかったが、委員から異論は出なかった。
事務局によると、今月31日の会議で答申内容がまとまれば、早ければ4月上旬にも市長へ答申し、パブリックコメントの実施後、5月下旬か6月上旬に市議会へ報告するという。


