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たいまつを東大寺へ 130人が歩く 名張・一ノ井松明講

100312_3.jpg 東大寺二月堂のお水取り(修二会)に使うたいまつを寄進する「松明(たいまつ)調進行事」が3月12日あった。伊賀一ノ井松明講のメンバーや一般参加の市民ら約130人が、名張市赤目町一ノ井の極楽寺から奈良市雑司町の東大寺まで、山道を歩くなどしてたいまつを運んだ。【たいまつを運ぶ参加者ら=名張市赤目町一ノ井で】◆ニュース映像

 松明講では毎年3月12日に、翌年のお水取りで使うたいまつを寄進しており、近年では極楽寺の檀家に加え多くの市民も参加。さる2月11日には、同寺近くの山からヒノキの大木を切り出してたいまつに加工し、3月10日には同寺近くの道観塚で、たいまつの完成を報告する法要も営まれた。

100312_3-2.jpg 一行は、12日午前6時に同寺を出発。5基のたいまつを交替で担ぎ、農道や山道が続く旧笠間小学校(宇陀市室生区上笠間)までの約10キロを歩いた。現地では、地元住民有志によって猪汁などが振る舞われ=写真右=、参加者らは体を温めてバスに分乗し、東大寺を目指した。

 初めて参加した名張市つつじが丘北3番町の古川正昭さん(67)は「久しぶりに山道を歩いて、すがすがしい気持ち。伝統ある行事に参加できてよかった」と話し、5回目の参加となった同市つつじが丘南4番町の多田耕治さん(68)も「歴史を見聞きしながら歩けるいい機会」と汗をぬぐっていた。

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