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伊賀市庁舎 全面新築、南庁舎改修の両案をパブリックコメントに

100228_3.jpg 伊賀市の庁舎建設検討委員会(浅野聡委員長)が2月27日開かれ、庁舎の新築・改築の比較検討を中心に協議を進めた。そのなかで、庁舎を全面新築する案と、現在の南庁舎を改修して使用し、北庁舎の位置に建物を新築する案の両方を材料に、早ければ3月中にも同検討委としてパブリックコメントを実施する方向性を確認した。

 1月25日に開いた前回の同検討委では、南庁舎の他、耐震強度が不足している北庁舎と、耐震診断を実施していない中央公民館についても利活用の可能性を検討するとしていたが、2月7日に浅野委員長、高井宏之副委員長が内保博仁市長と懇談した際、内保市長から新築を望む意向などを聞いていた。

 この日の会議では、全面新築案と南庁舎改修案の比較について、設計業者による資料や立体イメージ図などを使って協議。南庁舎改修案は地下に115台分の駐車場を設ける想定で、委員からは「当初は立体駐車場を想定していたのでは」「地下にすることで費用的に変わるのか」などの質問があり、設計業者側は「立体より地下のほうが現実的。改めて概算すると、地下駐車場の整備には(当初の概算より2億円高い)5億円程度が必要」と説明した。

 これまで委員に示されてきた資料では、地上4階建ての庁舎と約200台の駐車場を整備する場合、工事費は南庁舎改修案で約57億7000万円、全面建て替え案で約60億3000万円が必要と見込まれていたが、南庁舎改修案で115台分の地下駐車場を設けると、両案の工事費にほとんど差は無くなるとみられる。

 パブリックコメントの実施方法については、高井副委員長が両案の併記を提案。委員からも「比較するには、耐震強度や利便性などもっと細かい材料が必要」「これからの時代に合った庁舎か、坂倉建築の保存か、市民に問うてみては」などの意見が出た。

 同検討委では今後、3月10日と31日に会議を開く予定で、10日の時点で資料がまとまれば、3月中にもパブリックコメントを実施する見通し。浅野委員長は「これまでタウンミーティングで出た意見やパブリックコメントの結果を踏まえ、市長に答申していきたい」と話した。

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