同神社によると、江戸時代から続くという「裸々押し」は、かつては氏子の地区を2つに分け、押し合いをして勝った地区が豊作になったと伝わる祭り。現在では、氏子や地区の男性らが肩を組んで回ることで、家内安全などを祈願する所作に変わってきたという。
今年は、地元のサッカースポーツ少年団の児童も含め11歳から72歳までの25人が参加。この日は午後8時から拝殿で神事があり、あちこちから白い息がもれるなか、下帯だけの姿となった男性らは、「陽夫多のいやさかうってくれ」「交通安全でうってくれ」などと声をかけながら手拍子をしたり、二重に輪を作って片足とびで回り続けるなどした。
3回目の参加という同市円徳院の会社役員、宮田久一さん(61)は「とてもすがすがしい気持ち。もっと寒いと思っていたが、動いていると暖かかった」と話し、監督を務める少年団の児童らと参加できたことには、「こういう行事に地域の子どもたちと参加できてよかった」とほほ笑んだ。


