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伊賀市庁舎 市民団体が保存活用求め要望書

100226_3.jpg 懸案となっている伊賀市庁舎の建て替え問題で、同市の住民らでつくる市民団体「『先人の思いを街づくりに』の会」(岡本栄代表)が2月26日、市庁舎の保存活用を求め、内保博仁市長と坂井悟市議会議長、庁舎建設検討委員会の浅野聡委員長あてに要望書を提出した。【角田副市長(左端)に要望書を提出する岡本代表(左から2人目)=伊賀市役所で】

 同会は、市内在住、在勤の15人で構成。市庁舎の建て替えをめぐる動きのなか、市民一人ひとりの思いをまとめ、市長に伝えたいと、民放テレビ局アナウンサーで、代表を務める岡本さん、作家の北泉優子さんらを中心に、今月24日に結成された。

 要望書では、医療や福祉など緊急の課題が山積するなか、庁舎の新築には改修以上の巨費がかかると指摘。「現庁舎の改修と保存が最も相応しい」と結論付け、「市庁舎を含む坂倉建築群と城山地区の一体的景観は、上野の先人たちが後代に遺(のこ)してくれた誇り」とまとめている。

 この日、角田康一副市長と面会した岡本代表は「市町村合併当時の『小さな本庁、大きな支所』という部分から考え直していただき、即物的な観点だけでなく検討をお願いしたい」と伝え、角田副市長は「一番大事なのは市民であり、市長もそれを考慮して決断すると思う」と述べた。

 市庁舎問題については同日までに、新築を求める内容の要望書が4団体から、現庁舎の保存・活用を求める要望書が4団体から、内保市長や同検討委の浅野委員長などに提出されている。

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