現役引退から8年の間に、幼年代や中高大生、プロのトップチームなど、ほぼすべてのカテゴリーで指導経験を積んだが、女子はくノ一が初めて。Jクラブのコーチ就任要請を断り、名門復活を目指す市民クラブに力を貸すことを選択した。
就任から約1か月。選手たちと接して感じたのは、自立心が不足している点だ。「自分は何ができて、何ができないのか常に考えるよう言っている。社会人として生きていくにも必要なこと」。気持ちが入っていないプレーなら、年齢性別に関係なく厳しく指導するつもりだ。
ある日の練習中、不思議に感じたことがある。「満腹でも『甘いものは別腹』と、平気でケーキを平らげるのと同じように、女の子は練習の最後にきついランニングのメニューを課してもやり切ってしまう。それはすごいところ」と驚いている。3月6日は四日市でのチームイベントに参加する。
【プロフィール】 静岡市出身。現役時は横浜フリューゲルス、京都パープルサンガでDFとして活躍。07年に最高位の指導者資格S級ライセンスを取得した。


