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方針変更「保存、活用を基本」に 伊賀市庁舎建設検討委

100126.jpg 伊賀市の市庁舎建設検討委員会(浅野聡委員長)が1月25日夜開かれ、これまで全面建て替えか一部新築としていた市庁舎建設の方針を変更し、中央公民館と北庁舎の利用可能性の検討も含め、現庁舎の保存、活用を基本に今後の検討を進めることを確認した。

 この日の会議では、市と同検討委が昨年12月19、20日に開いたタウンミーティングの結果について、「市街地活性化、使いやすさ、建物の保存の3つを満足し、集約するにはハードルが高くなった」「タウンミーティング開催の周知が十分でなかった」などの意見が上がった。

 更に、今後の方針については、「改修のモデルとして、優れたバリアフリーの建物にできれば後世に残せる」「建物としての評価が過少だったのでは」「安全、衛生、利便性などを考慮し決めてきたが、議論が逆戻りしないか」などの意見が出た。

 浅野委員長は、建築家団体などから市庁舎の保存、活用を求める要望書が複数出されたことにも触れ、「位置については現在地で変えずに議論するが、坂倉建築の評価も含め、保存、活用を基本として、方法や可能性なども検討していきたい」と委員に提示し、異論は出なかった。

 同検討委の設置期間は今年3月末までとなっているが、浅野委員長は「3月末までに答申を出すのは大変難しい。2月中には市長へ審議状況を報告したいと考えており、(設置期間を)延長できるかどうかも相談したい」と話した。

 また、市の機構改革により阿山支所に移転する「産業建設部」について、「移転は恒久的なものか」との質問に、赤澤行宏総務部長は「現時点で(北庁舎に)入りきらないという問題がある。一時的なもの、という市側の考えも含んでおり、戻ってくるという前提で考えている」と答えた。

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