現在ご覧のページは 伊賀タウン情報YOU の中の YOU映画部 の中の 【カテゴリー】 の中の おすすめDVD の中の グラン・トリノ のページです。

グラン・トリノ

2009 年10 月 8 日

名俳優にして名監督クリント・イーストウッドの監督最新作。そして、最後の出演作とも言われる作品です。個人的には今年9月までに見た劇場作品の中では今年№1の作品です。そこで、ここ数回プチ特集でイーストウッドの作品を取り上げたいと思います。

物語は、定年後の余生を一人で過ごす老人とひょんなことから知り合いになったアジア系少年との心のふれあいや友情、そして男の生き方とはという大きなテーマを描いています。イーストウッド演じるウォルトは、元軍人で退役後はフォードの工場で定年まで勤め上げた。無骨な性格で近所付き合いもそこそこ、妻には先立たれ、子どもたちとは疎遠になり、ひとり気ままに余生を過ごしていた。少し前の時代にいた近所のがんこ爺そのもの。そんな時、ウォルトの自慢の愛車グラン・トリノが盗まれそうになります。その犯人が、隣に住むアジア系移民の少年タオ。タオは気が優しく、家族思い、今で言う草食系男子というやつです。そこから、肉食系老人ウォルトと草食系少年タオのおかしな友人関係が始まります。ウォルトはタオを一人前の大人にしようと課題を与えます、そして事件が起こります。結末は映画で観てください。

 この作品を見終わったあとの感想はスッキリというよりは、深~い井戸の底に突き落とされた感じ。男っていったい何のか?人間の生き方って何?みたいな大きな課題を渡された感じがしました。これは、今後に書く作品にも共通することですが、イーストウッドの作品は観終わったあとに答えを提示してくれる人ではなく、後は観客のあなたたちが感じたとおり、考えてくださいと言われているような気がします。

最後に、本当はこの作品を観るつもりは全然ありませんでした。しかし、ある人に薦められて観た感想がこの文章です。
映画も出会い、本当に出会ってよかったと思える作品でした。まだ観てない方に、ぜひお薦めの1本です。

公開年2009
監督 クリント・イーストウッド
出演 クリント・イーストウッド、ビー・ヴァン、アーニー・ハー など

Writer: 副部長K

副部長のマイつぼのコーナー
 今回は題名にもなっている「グラントリノ」。フォード社製のトリノの中でも72年から76年にかけて作られたものをこのように呼ぶようです。今回使われた車両は黒で本当によく整備され、30年も前の車に見えないところがすごかった。そこにもフォードで働いていた無骨な人間のこだわりみたいなのが見えて、素晴らしい小道具だったと思います。
セリフはないですが、存在感のある役者「グラン・トリノ」でした。余談ですが、同じ70年代の人気刑事ドラマ「スタスキー&ハッチ」の愛車もこのトリノでした。あちらは赤色でカッコよかった。(と、いってもどちらかと言えばベン・スティラーとオーウェンの復刻版の方が親しみがあるのですが…)

コメントする