チェンジリング


アンジェリーナ・ジョリーといえば「トゥームレイダー」のイメージからアクション女優というカテゴリーに入りそうですが、オスカーを獲った「17歳のカルテ」でも分かるように演技派、実力派女優。とくに何かに取り付かれたようにその役に入り込み、感情の表現がビシビシとスクリーンから伝わってくる演技はいつ見ても引き込まれてしまいます。 昨年の「マイティー・ハート」もアンジーらしからぬ演技で、興行成績は悪かったものの作品の評価は好評でした。そして、本作はクリーント・イーストウッド監督とのタッグ。両方が影のある感情の表現を得意としているだけに確かに内容も作りも暗く、重い感じでしたが、投げかけられたメッセージは心の置くまでずっしり届きました。
ストーリーは、1920年代のロス。当時は犯罪発生率もひどく、警察の威信が揺らぎ、その存在自体も疑問視された時代。そこで起こった少年の失踪事件。5ヵ月後に発見された少年は別人だった、その時母親のとった行動は...そして、結末は意外な展開になります。
アンジーは、シングルマザーを演じるのですが、感情表現、特に恐怖、悲しむという感情の表現が際立ち、観ているものをその世界の中に引き込むような演技がすごかったです。
マイティー・ハートの時も、悲しむアンジーのそばにいて、なぐさめたくなるような気持ちを起こさせてくれました。あそこまで、泣く演技が上手い人もなかなかいませんよね。
<データ>
公開年2008
監督 クリーント・イーストウッド
出演 アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコビッチ、ジェフリー・ドノヴァン
Writer: 副部長K
副部長Kのマイつぼのコーナー
最近ずっぽりはまっている監督、そう”クリーント・イーストウッド”
役者としては、ダティーハリーのイメージ。監督としてもこれまではなんか暗いだけの映画を作っているという感じでした。しかし、一昨年の「硫黄島からの手紙」。そして、この「チェンジリング」、さらにこの春に公開された「グラン・トリノ」を観て、”なんじゃこらー!”って言うほど衝撃に襲われました。遅ればせながら「ミリオンダラー・ベイビー」も観ました。こんなすごい映画を撮っていたなんて、それを観ていなかったなんてまだまだ修行不足です。これからも、いろいろ観てみようと思います。







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