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2017/05/12
鉄道愛して40年 まだ見ぬ列車求め世界へ

自宅で庭園鉄道 柘植駅風のジオラマも 名張市百合が丘 田中強一さん

 鉄道愛が“ハンパない”!? 自宅庭に鉄道を走らせ、道行く人を和ませている、名張市百合が丘東の自営業、田中強一さん(57)。仕事場も、電車が間近に感じられる駅の側に構え、公私とも鉄道に囲まれた生活を満喫している。【庭園鉄道を走らせる田中さん=名張市百合が丘東で】

 中学1年の時にやってきた「SLブーム」。大阪に住んでいた当時、近くのJR平野駅で蒸気機関車「伊賀号」を撮影したのをきっかけに鉄道に魅せられた。中学2年の終わりには、鉄道ファンの友だち3人で九州まで大冒険。その時の感動や写真は、今も田中さんの宝物だという。

 高校進学後も中部や近畿の鉄道を乗りに出かけたが、大学進学、就職などで鉄道から遠ざかった生活が続いた。ところが名張へ越してから数年経った約20年前、長男が英国のアニメ「きかんしゃトーマス」のファンになったのを機に鉄道愛が再燃。以来、家族旅行には必ずSLに乗るプランを盛り込んだ。【柘植駅をイメージしたジオラマ】

 成長した長男は鉄道に関心を持たなくなったものの、田中さんの鉄道愛は加速。近畿、中部のJR路線をほぼ制覇したのを始め、7年ほど前には、窓のないトロッコ電車のような「パッフィンビリー鉄道」に乗りたくてオーストラリアにホームステイ。韓国を鉄道で南北縦断(ソウル‐プサン)、香港の2階建て路面電車に乗るなど、海外旅行も全て鉄道中心だ。

 現在、自宅には約13年前から2、3年かけて作り上げた、JR関西線の柘植駅をイメージしたオリジナルのジオラマ(奥行90センチ、幅225センチ)が一室を占拠している。更に、約10年前には5メートル四方のドイツ製庭園鉄道を庭に設置した。

 「日本の車両が輸出された東南アジアの電車を始め、まだ乗ったことのない鉄道に乗りたい」と夢を語る田中さん。「『鉄道写真館1972年〜』というホームページも開設しているので、そちらも楽しんでもらえたら」と鉄道愛を語った。
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