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2012/07/27
伊賀の創発力 独自の獣害防護柵を開発

本業の技術で新分野へ 伊賀市下阿波 マツザキ

 畑を取り囲んでいる緑色のネット。猿や鹿などによる獣害対策のために考案した「猿取去助(さるとりさすけ)」には、1954年の創業以来、土木業に携わってきた企業「マツザキ」(伊賀市下阿波)の「技」と「想い」が隠されている。【新たに開発した防護柵を紹介する松崎専務=伊賀市下阿波で】

 高さ約1.8メートルの支柱にポリエチレン製のネットをかけ、更に電線7本を通している。大掛かりな基礎工事をすることなく、簡単に取り付けができる。電源も家庭用電源をそのまま使うことができる。

 「これまでの獣害対策ネットは広い面積を想定して作られていたので、これなら低コストで小規模な家庭菜園に設置することができる」。同社の専務、松崎将司さん(34)は胸を張る。

 早稲田大学を卒業後、大手ゼネコンに入社。同社の後継者になるため2005年に帰郷した。父親で社長の茂さん(62)から「地域に根付いた事業をしなければいけない」と教えられ、近隣住民の一番の困りごとである獣害対策の事業に10年から乗り出した。

 当初は、京都市の企業が制作した商品を代理店として扱っていたが、強度やコストをさらに改善しようと、昨年三重県産業支援センターから地域の課題を解決する事業として160万円の助成金を受け開発を進めてきた。

 従来の商品では、支柱を外から支える必要があったため、ネットを設置すると耕作面積が狭くなる問題があった。「長年の土木建築業の技術を生かし」て、スペースや強度面の課題を改善し、現在は周辺の5軒の民家に設置が完了した。

業界を活性化

 商品名は小説や漫画などに登場する忍者の名前に絡めて名付けたという。現在、商標登録のため申請を行っている。

 松崎さんはソーシャルメディア上で「脱・土木作業員宣言」を訴え続けている。「新しいことに挑戦し、地域から必要とされる企業になれば、業界は活性化する」と、新たな市場を見据えている。

【会社情報】▼株式会社マツザキ▼代表取締役・松崎茂▼従業員数11人▼資本金2000万円▼年商1億9000万円▼問い合わせ0595・48・0221
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