議会・行政 : 皇學館大学社会福祉学部 名張市から撤退へ 2010年度から募集停止
投稿者: 編集部 投稿日時: 2009-1-16 15:22:37
名張市春日丘にキャンパスを置く皇學館大学社会福祉学部が、2010年度から学生募集を停止し、時期は未定だが、同市からの撤退を決めたことが分かった。1月16日に開かれた名張市議会の議員全員協議会で明らかになったもので、今後は同学部を改組し、10年4月に学校本部がある伊勢キャンパス(伊勢市神田久志本町)に現代日本学部を新設する予定という。 |
市が用意した資料によると、07年の入学募集で、同学部は初の定員割れとなり、08年の定員を50人減の168人に見直した。しかし、入学者は定員を大幅に下回り、105人にとどまった。 同学部の在籍者は大学院生を含め710人(09年1月1日現在)、名張キャンパスに勤務する教職員は64人(同)。卒業生は08年9月末現在で1657人。
市企画財政部の説明では昨年4月、上杉千郷理事長(当時)や伴五十嗣郎学長ら3人が亀井利克市長と面会。名張学舎の入学生減少により、経営が困難であることを伝えたという。
市は同11月、同大学に対して学生確保への取り組みや効率的な運営を提案したが、1月8日に大学側から名張学舎撤退の意向が示されたと説明。議員からは「大学側の意向は変わらないのか」と質疑があり、亀井市長は「大学側の意思は堅い。今後は市として対応を検討し、2月中に再度報告したい」と答えた。
同学部誘致の総事業費は61億7392万2千円。市では用地取得費13億円を含む約35億円を補助しており、そのうちの19億2870万円の起債分については、13年度の返済期限までに6億5976万6千円(07年度末現在)が残っているという。
また、市は名張キャンパスの敷地の約4割を占める約2万平方辰療效呂鯤殕。同大学と年間800万円で貸付協定を結んでいるが、貸付期間となる25年までの見通しは立っておらず、今後、支払い期間など大学側と協議する方針。
同大学は1882年(明治15)に創設。伊勢キャンパスにある文学部と教育学部、名張キャンパスにある社会福祉学部の3学部7学科。大学院の他、付属の中学と高校がある。

名張市春日丘にキャンパスを置く皇學館大学社会福祉学部が、2010年度から学生募集を停止し、時期は未定だが、同市からの撤退を決めたことが分かった。1月16日に開かれた名張市議会の議員全員協議会で明らかになったもので、今後は同学部を改組し、10年4月に学校本部がある伊勢キャンパス(伊勢市神田久志本町)に現代日本学部を新設する予定という。


