てくてく歩記は三重県伊賀市、名張市の散歩道を紹介しています。観光にもお役立てください。いつもの道もふらっと歩けば違う景色になるかもしれません。

てくてく歩記 初秋の柘植・甲賀を歩く 余野公園~小杉~甲賀市


 身近な地域を実際に歩いて巡る「てくてく歩記」。今回は、伊賀市北東部の滋賀県境に位置する柘植町、小杉と甲賀市の一部を巡る約8キロのコースです。(取材・山岡博輝)

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▲余野公園にある
蒸気機関車

 9月9日、ツツジで有名な柘植町の余野公園を午前9時20分に出発。決して気温は高くないものの、初秋の日差しはまだまだ強そうです。公園内は芝生が広がり、南端には「デゴイチ」の愛称で活躍していた蒸気機関車「D51」が静態保存されています。

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▲休耕田のコスモス越しに
小杉の集落を望む

 県道に出てJR草津線をまたぐと、「東海自然歩道」の看板の向こう一面にソーラーパネルが。各地を歩いていると、獣害対策の柵とソーラーパネルはすっかり当たり前の風景になってきた気がします。左手奥に霊山を望みながら、柘植町の倉部集落を南西方向へ進んでいきます。
 道端に咲く青い花々に目をやりながら、今度は関西線の踏切へ。ゴルフ場の看板が並ぶ県道交差点を渡り、小杉方面へ進みます。歩道を歩いていると、用水路の様子を見に来た年配の女性が自転車で追い越していきました。緩い坂を上り下りすると、小杉の集落が見えてきました。

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▲八幡宮趾の土手に生える松の木と青空

 今度は進路を北へ。小高い丘の上にある「八幡宮趾」を通り過ぎる時、ふと見上げると、土手に生えている松の木と空の色が、何とも言えない風景をつ松の木と空の色が、何とも言えない風景をつくり出していました。カメラを構えて一人満足したのもつかの間、続いては長い上り坂へと差し掛かります。
 道端の栗の木には、茶色に変わったものと青いままのものとが混在。薮ではセミたちがジージー、ミンミンと、まだまだ夏らしい音色を奏でていました。坂を上りきると、看板などはなかったものの、いつの間にか滋賀県に入っていました。

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 ゴルフ場の間を通り、甲賀市甲賀町五反田の集落へ。東に折れて坂を2回上り下りすると、正面に油日岳が見えてきます。草津線の踏切が鳴っているのが聞こえ、遠くからあわててカメラを向けると、周囲に同化したような緑色の普通電車が走り去っていきました。
 脇道に入り、自動車が通れない狭い踏切で草津線を横断。休耕田と思われる湿地(?)には、まだ硬いガマの穂がいくつも並んで風を受けています。住宅地のとある家庭菜園には、採り忘れたのか、長さ20㌢ほどにも育ったオクラの実が何本も残っていました。
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▲油日岳(右手奥)を望む
甲賀町五反田付近

 県道に戻ると、ゴールまではあと少し。しかし、ほどなく歩道はなくなります。前と後ろをキョロキョロしながら、道端のフェンス沿いに気をつけて進みます。滋賀方面と名阪国道を結ぶ交通量の多い道だけに、大型車がひっきりなしに通り抜けていきます。そんな隙間を縫って、午前11時半に余野公園へ帰着。歩数は7525歩でした。

 筆者は以前、余野公園の「つつじまつり」に合わせたウォーキングイベントに参加し、今回のコースと一部同じ道を歩いていますが、季節や歩く方角が異なることで、風景もまた違って見えました。


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