てくてく歩記は三重県伊賀市、名張市の散歩道を紹介しています。観光にもお役立てください。いつもの道もふらっと歩けば違う景色になるかもしれません。

てくてく歩記 ハボタンに彩られたいがまちを歩く

霊山のふもと訪ねる9・5キロ

 身近なウオーキングコースを実際に歩いて紹介する「てくてく歩記」。今回は、伊賀市愛田のいがまちスポーツセンターを発着点に、霊山(標高765・8メートル)のふもとを訪ねる約9・5キロです。(取材・山岡博輝)
 「成人の日」の1月13日、出発点の同センター前へ向かっていると、横風に乗って細かい雪が降ってきました。気温は一けた前半で日差しもほとんど無く、相変わらず天候の巡り合わせには恵まれないようです。

山には薄く雪も

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▲広域農道から、薄く雪化粧し始めた
霊山方面を望む


 午後12時半にスタートし、北側の愛田の集落へ。家々の奥には霊山がそびえ、山頂付近は既に雪化粧しています。集落入口では、プランターに植えられたハボタンが出迎えてくれ、家並の中の細い道をゆるやかに上っていきました。

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▲愛田の集落内を霊山に向かって歩く


 出発から15分ほどで、交差する広域農道(伊賀コリドールロード)を南へ。片側1車線で歩道は無く、走る車も時折スピードを出しているため、歩行には注意が必要かもしれません。山間に入ると、山が寒風を遮ってくれるため、少し体が温まりました。しかし、枯れススキが埋め尽くす休耕田や白い山肌が見えると、真冬なのだと痛感します。

心遣い感じる花壇

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▲道路脇の花壇にハボタン
の列

 坂を上りきって少し下ると、紅葉の名所として知られる白藤滝への分岐点に。東側に滝への看板が立っていますが、今日は直進。その少し先を西側に折れ、山畑の集落に入ります。同滝から流れ来る滝川に沿って歩いていくと、右手に勝手神社と普門寺=写真左下=が見えてきました。
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 同神社は、色鮮やかな飾りを身に付けて行う「神事踊り」(県無形民俗文化財)で知られ、境内には相撲場も。拝殿は2012年9月に新築されたばかりだそうです。再び東へ向き、信号交差点の両脇には、地元老人クラブの皆さんが整備したハボタンの花壇が通行人を出迎えていました。
 県道伊賀青山線に出るところで少し休憩し、再び歩き出しましたが、吹き付ける風の冷たさに負け、自動販売機で温かい飲み物を買うことに。すぐには飲まず、手や顔を温めながら歩きました。
 壬生野小学校と駐在所の前を過ぎると、信号脇にはまたもハボタンの花壇が。雑草は全く無く、地元老人クラブの皆さんの丁寧さと心遣いなどが感じられました。
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▲ハボタンの花壇がある山畑の交差点

 県道から東に折れると、前方の小山に春日神社の御旅所が見えます。道なりに歩くと、春日神社と、その脇にある春日寺に着きました。ようやく雪や風も収まり、晴れ間も出てきましたが、残す行程はあとわずか。
 神社から少し戻り、宮川沿いに広がる田んぼの中を通る未舗装の道に進みます。アスファルトの道を長時間歩き、疲労のみえてきた足も、軟らかい土の道を歩くことで少し回復。霊山を再び正面に見ながら、アスファルトの道に戻りました。
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▲春日神社(左)と春日寺

 スタート地点に戻ったのは午後2時50分。歩数計は約1万4500歩を示していました。体はほどほどに暖まりましたが、気温が低いため、汗もかいてはすぐ引いていきました。
 今回は、行程の至る所で霊山とハボタンを目にしていた気がします。手軽に歩きたい方は、山畑の信号交差点から県道伊賀大山田線を北に進めばショートカットできます。




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