てくてく歩記は三重県伊賀市、名張市の散歩道を紹介しています。観光にもお役立てください。いつもの道もふらっと歩けば違う景色になるかもしれません。

名張市の中央部一周 「名張の湯」拠点に7・8キロ


 身近な地域を実際に歩いて巡る「てくてく歩記」。前回に続き、「癒しの里 名張の湯」(名張市希央台)と「癒しの里 伊賀の湯」(伊賀市久米町)で実施している「ラン・ウォーク銭湯」企画を活用し、名張市の中央部をぐるりと巡る約7・8キロのコースを紹介します。(取材・山岡博輝)

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▲フロントで久保田さん(右)から
 ラン・ウォーク用のタグを受け取り出発

 この企画は、両施設をランニングやウォーキングの拠点として利用してもらおうと、ロッカーの貸し出しや荷物の一時預かりなどを行うものです。入浴料などは別途必要ですが、会員登録(無料)をすれば1回100円でロッカーと更衣室を利用でき、出発時には500ミリのミネラルウォーター1本がもらえます。
 ようやく春めいてきた3月28日、スタッフの久保田さんに見送られ、午前11時にスタート。雲は多いですが、肌寒くはありません。希央台の中央を貫く市道から国道165号へ。道端にはツクシや白花タンポポが顔を見せていました。

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▲中川原団地前の梅の木

 ようやく春めいてきた3月28日、スタッフの久保田さんに見送られ、午前11時にスタート。雲は多いですが、肌寒くはありません。希央台の中央を貫く市道から国道165号へ。道端にはツクシや白花タンポポが顔を見せていました。
 夏見交差点から、紅葉の名所として知られる積田神社へ。鳥居脇の石柱には「南都春日神社奥宮」とあります。砂利の参道を進み、拝殿へ進むと「神柿」という看板が。その木は拝殿裏手の林の中にあり、「御遷幸の際、鞭むちとされた柿の枝を衝き立てておいたものが根付いたといわれている」との説明書きがありました。

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▲夏見の集落外れにある地蔵
 の前に、ツバキの花が1輪落
 ちていた

 夏見の中川原集落から市営住宅前へ。5本ほど並んだ梅の木がたくさんの花を付けていました。家並みが途切れ、静かな細道が続いていきます。左手に名張川が流れていますが、かすかに水音が聞こえる程度で、代わりに林からウグイスらしき鳴き声が数回聞こえてきました。
 ようやく見え始めた川面には、淵と瀬が交互に現れます。水音と風の音しか聞こえない場所がこんな身近にあるんだと、新鮮な発見に一人喜んでいると、木立を抜けたあたりに下比奈知の集落が見えてきました。
 四間橋から集落に入り、丘の上にある永福寺のふもとを進んで名居神社へ。社名の「ナイ」は地震を表す古語で、境内の説明書きによれば、かつて大和地方に大地震があった際、諸国に地震の神が祭られ、その一つがここだと考えられているそうです。

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▲夏見から下比奈知へ向かう道は
 名張川沿いに続く

 続いて下比奈知から富貴ヶ丘へ。歩道が無く交通量が多いため、歩行者は注意が必要な区間です。団地の入口にある、老人会の人たちが手入れをしている色とりどりの花壇が疲れを癒やしてくれました。間もなく桜の見頃を迎える名張中央公園の道路脇には、桜色のちょうちんが数多く付けられていました。
 市役所前から緑道沿いに歩き、週末には大勢の家族連れでにぎわう鴻之台3号公園へ。ベンチに腰かけた2人の子どもが「こんにちは。どこへ行くんですか」と元気よく声を掛けてくれました。出発からちょうど2時間、午後1時に名張の湯へ戻りました。歩数は1万1539歩でした。

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▲富貴ヶ丘入口にある
 老人会の花壇

 南は青蓮寺湖方面、北は大屋戸、緑が丘方面など、市内のさまざまな場所への起点となる場所。「名張の湯」「伊賀の湯」では5キロ、10キロ前後のモデルコースを記したマップも配布していますので、活用してみてください。両施設での入浴・岩盤浴などの利用は実費負担となります。
 問い合わせは名張の湯 電話0595・28・5526、伊賀の湯 電話0595・21・4126へ。


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名張市の中央部一周 「名張の湯」拠点に7・8キロを開く
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